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東急不動産　平成24年度REIT市場への上場目指す

2011.01.17 16:30

　東急不動産（東京都渋谷区）は、首都圏を中心に全国主要都市で展開する不動産開発事業をベースに、同社を単独スポンサーとし商業施設・オフィス等を投資対象とするＲＥＩＴを設立し、平成２４年度にも上場させるべく取り組むことを発表した。
　同社は、これまでディベロップメント機能強化による事業領域拡大とアセットマネジメント力強化による収益力向上を図ってきた。
　なお、同社は新ＲＥＩＴの資産運用会社として「ＴＬＣタウンシップ株式会社」を平成２２年１１月に設立済みであり、平成２２年６月に設立し、上場を企図し現在私募運用を開始している住宅特化型ＲＥＩＴのコンフォリア・レジデンシャル投資法人と併せて、投資対象を住宅から商業施設・オフィス等まで広げ、同社単独スポンサーにようＲＥＩＴ事業のフルライン化を実現するとしている。また、これまで東京急行電鉄（東京都渋谷区）とともに東急リアル・エステート投資法人（以下、東急ＲＥＩＴ）のスポンサーとしてコラボレーションを図ってきたが、新ＲＥＩＴ設立にあたり東急ＲＥＩＴの資産運用会社である東急リアル・エステート・インベストメント・マネジメント（東京都渋谷区）の株式を東急電鉄に譲渡し、東急ＲＥＩＴのスポンサーとしての地位を東急電鉄に一本化することで、１３日基本合意書を締結することとなった。