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アステラス製薬/三井不動産 「(仮称)日本橋本町二丁目計画」が着工 最新の設備・部材で環境負荷を低減
2011.03.07 11:52
アステラス製薬(東京都中央区)と三井不動産(東京都中央区)は、中央区日本橋本町二丁目における再開発事業「(仮称)日本橋本町二丁目計画」を2月28日に着工した。竣工は平成25年1月を予定している。
このプロジェクトは三井不動産とアステラス製薬の子会社であるロータスエステート(東京都中央区)が、地上17階地下2階建てのオフィスと店舗からなる複合ビルを共同で建設する計画であり、竣工後4階から17階までのオフィス部分にはアステラス製薬が入居する予定である。なお、三井不動産はロータスエステートよりプロジェクトマネジメント業務を受託している。
計画建物の規模は地上17階地下2階塔屋2階。敷地面積は2364㎡、延床面積は2万7465㎡である。計画地は三井不動産が再開発を進める「室町東地区開発計画」に連なる江戸桜通りと昭和通りの結節点に位置し、日本橋再開発の東の玄関口として新たな景観を創出する。また、ビルは機能性と環境負荷低減の両立を目指し、最新の設備・部材を採用している。