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三菱地所　長期環境ビジョンを策定　「街の力を、地球の力に。」スローガンに

2011.03.14 17:56

　三菱地所（東京都千代田区）は、地球環境との共生にグループを挙げて積極的に取り組む姿勢をより明確にするため、「三菱地所グループ長期環境ビジョン」を策定するとともに、環境共生に関する情報発信の強化や社内外における環境意識の向上のために、環境スローガンとロゴマークを定めたことを発表した。
　三菱地所グループは、これまで地球環境との共生を「基本使命」や「三菱地所グループ環境基本方針」をうたい、大丸有地区における環境戦略拠点「エコッツェリア」の開設や、新丸ビルにおける「生グリーン電力の利用」等、先進的な施策を実行してきた。
　今回策定した「長期環境ビジョン」は、２０５０年の環境経営目標（理想とする事業像）を定めた上、２０２０年に向けた方向性や象徴的な取り組みを掲げたものとなる。　具体的には、２０５０年の理想とする事業像における４つのキーワードとして、「低炭素社会形成」「循環型社会形成」「自然調和型社会形成」「環境コミュニケーションとひとづくり」を挙げている。
　また、新たに「街の力を、地球の力に。」という環境スローガンとロゴマークを定め、今後、同スローガンとともに環境共生に貢献する施策を展開し、環境負荷提言に向けて努めていくとしている。