週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

東急ストア/東京急行電鉄 鷺沼・自由が丘でSCをリニューアルオープン

2011.03.28 16:30

多様化するニーズに対応する商品・サービスの提供を展開
 東急ストア(東京都目黒区)では東京急行電鉄(東京都渋谷区)との連携により、同社が展開する総合スーパー業態店舗「さぎ沼とうきゅう」および「自由が丘とうきゅう」をショッピングセンター業態に転換し、名称を「フレル(hullel)」として開業することを決定した。これは、東急グループリテール戦略の一環として実施するもので、日常の買い物においても多様化する利用者のニーズに応えるため、きめ細やかな商品・サービスを提供するテナントを誘致することにより、施設全体の活性化を図り魅力を高めることを狙いとしている。
 同社の展開する「フレル」は、東急ストアを核店舗にスーパーマーケットと親和性のある専門店を集めた、日常性をコンセプトにしたショッピングセンターである。第1弾として、4月下旬に東急田園都市線「鷺沼」駅前に位置する「さぎ沼とうきゅう」を、「フレルさぎ沼」としてリニューアルオープンする。「フレルさぎ沼」は地上4階地下1階、店舗面積約9000㎡で、約50の店舗が出店する。施設のコンセプトは「マイ・デイリー・パレット」としており、1階は食品フロア、2~4階はライフスタイルを提案する物販フロアとなっている。
 5月中旬には第2弾として東急東横線・大井町線「自由が丘」駅徒歩1分に位置する「自由が丘とうきゅう」をテナント数約25で構成する「フレル・ウィズ自由が丘」としてオープンする予定である。




週刊不動産経営編集部  YouTube