週刊ビル経営・今週の注目記事
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不動産業界往来
2011.04.11 14:38
■東京都が景観計画の変更を発表
東京都は、地域の個性を生かした景観誘導を行うため、東京都景観計画の一部変更を行い、平成23年4月1日に施行した。今回の変更では東京都景観条例第19条に基づく大規模建築物等景観形成指針の特例として、都市再生特別地区や都市開発諸制度などを適用する大規模建築物等が複数計画される区域において、一体的に景観形成を図るための指針を定めることができる仕組みを創設している。
■清水建設がインドに現地法人を設立
清水建設(東京都港区)は、インド国内で機動的に事業展開し旺盛な建設需要に対応していくことを目的に、4月1日付で「シミズ・インド社」を設立。登記上の本店所在地をニューデリーとし、事務所をバンガロールとグルガオンに設置した。同社は根気、二プロ・インディア社の医療機器工場やブリヂストン・インディア社のタイヤ工場などの大型工事を相次いで受注しており、インド国内工事の受注額は120億円を超えることが確実になっている。
■住友林業が、米国キャビネット製造・販売会社を買収
住友林業(東京都千代田区)は、米国の100%子会社である「Sumitomo Forestry Inc.」を通して、住宅建材や住宅設備機器の製造・販売を行うウッドワン(広島県廿日市市)の100%出資子会社で、米国ワシントン州で木質キャビネットの製造・販売を行うCanyon Creek Cabinet Companyの全株式を取得することを決定し、3月31日付で株式譲渡契約を締結したことを発表した。なお、株式譲渡日派平成23年7月31日を予定している。
■三井のリハウス京都西店が開設
三井不動産販売(東京都新宿区)は、既存住宅流通事業「三井のリハウス京都西店」を4月7日に開設することを発表した。三井のリハウス京都西店は、阪急電鉄京都線「西院」駅から徒歩2分、西大路通り沿いに出店する。「西院」駅は京都のメインストリームである四条通りと西大路通りの交差点に位置し、京都市の中心部である「烏丸」駅まで電車で約3分と交通利便性が高く、また、バス便も多くあることから住宅地としての人気が高く、京都市右京区の玄関口になっている。
■サタスインテグレイトが事務所を移転
サタスインテグレイト(東京都中央区)は、事務所の移転を発表した。新住所は東京都中央区日本橋室町1-5-3福島ビル8階。なお、4月4日から営業している。