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フジテック　グローバル事業本部を上海に移転

2011.04.11 14:39

　フジテック（滋賀県彦根市）は、フジテック・グループを統括するグローバル事業本部を、平成２３年４月１日より、日本から中国・上海に移転し、上海からグローバル事業の展開を図っていくとしている。
　昇降機業界において、今や中国でのエレベータ新設需要は、年間３０万台に近づくマーケットに拡大しており、これは世界の年間需要６０万台の半分を中国が占めることになる。業界においては、中国が世界最大の市場であり、グローバル市場向け商品の供給の核となってきていることから、今回、グローバル事業本部を上海市松江工業区内にある「上海フジテック城」に設置する。約１５万㎡の敷地内には、エスカレータ生産拠点である「上海華昇フジテック」のほか、研究開発拠点「上海ＲＤセンター」等も集結しており、敷地全体を「上海フジテック城」と称している。