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東急不動産 「あべのキューズタウン」オープン キタ・ミナミに続く大阪第三の街へ

2011.05.02 11:42

 東急不動産(東京都渋谷区)は4月26日、大阪市阿倍野地区再開発事業の一環である「あべのキューズタウン」をオープンした。敷地面積3万7803㎡、延床面積18万3700㎡の6階建てで、地下1階から地上4階までを商業ゾーンとしている。
 「あべのキューズタウン」は2つの商業施設からなる。同社が運営する大阪府最大級のショッピングモール「あべのマーケットパーク キューズモール」には254店が入居し、大阪市初進出の「イトーヨーカドー」をキーテナントに、東京渋谷のファッションビル「渋谷109」が「SHIBUYA109 ABENO」として関西地区初出店を果たすなど、新規性・話題性の高いテナントで注目を集める。一方の「ヴィアあべのウォーク」には再開発地区内で営業していた店舗など66店が入居する。
 地下鉄天王寺駅と阿倍野駅から接続する2つの地下通路(阿倍野駅側通路は平成26年3月完成予定)や、地上1階・地上2階へ接続する上空通路(平成24年2月供用開始予定)、1500台の駐車場など複数の経路からのアクセスが可能で、集客にも期待がもてる。




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