週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2011.05.02 11:23

■積水ハウスが米シアトルで1700haの不動産開発
 積水ハウス(大阪市北区)は4月28日、米国子会社のNORTH AMERICA SEKISUI HOUSE,LLC(ヴァージニア州マクリーン)を通じて、ニューランド・リアル・エステート・グループ(カリフォルニア州サンディエゴ)と共同で米ワシントン州シアトル市およびタコマ市郊外の「カスケディア」プロジェクトの1700haの土地を取得し、開発に着手することを合意したと発表した。同プロジェクトは戸建住宅と商業・オフィス施設、公共施設からなる複合開発で、自然と共生し、快適で上質な暮らしを提供するまちづくりを推進している。同社は、日本において同種の開発を数多く手掛けてきた手法を活かしていくとしている。

■東急リバブル社長袖山靖雄氏が不動産流通経営協会の理事長に就任
 不動産流通経営協会は、第42回定時総会および理事会を開催し、袖山靖雄・東急リバブル代表取締役社長の新理事長就任を決めた。また、全理事長の大橋正義・住友不動産販売代表取締役社長は顧問に就任することとなった。
 今年度は、公益法人改革に伴う一般社団法人化への移行を円滑に行うとともに、成長戦略のひとつである既存住宅流通市場を牽引するための事業活動の再構築を行っていくことが重点課題といえる。

■最高ランク「プラチナ」として認証。 日本政策投資銀行 三菱地所に対して「DBJ green building認証制度」に基づく融資を実施 
 日本政策投資銀行は、丸の内パークビルディングに対して「DBJ green building認証」を実施し、所有者である三菱地所に対し融資を行った。
これは、ビルの環境性能に加えて、防災や防犯、及び不動産を取り巻くさまざまな関係者からの社会的要請に配慮した不動産の普及促進を目的に「DBJ green building認証制度」を創設。独自に開発したスコアリングモデルにより評点し、その上で時代の要請に応える優れた不動産を選定・認証するもの。同行ではビルオーナーである顧客の日々の様々なオペレーションにつて、金融機関としてバックアップをしながら、積極的に財務面でも支援を行う方針だ。




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