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東京建物/ほか 「中野駅前開発プロジェクト」の施設名称・ロゴマークが決定
2011.05.30 17:15
名称は「中野セントラルパーク」隣接する公園との一体感を表現
JR「中野」駅至近の警察大学校等跡地(約16・8ha)の中心部において、東京建物(東京都中央区)、昭栄(東京都千代田区)、日本土地建物(東京都千代田区)、戸田建設(東京都中央区)が進めている大規模複合ビル事業「中野駅前開発プロジェクト」について、施設名称を「中野セントラルパーク」と決定し、ロゴマークが発表された。
「中野セントラルパーク」は、大きく変貌を遂げようとしている「中野」駅周辺にあって、中野の新たな中心を表現する「セントラル」と、公園都市を想起させる「パーク」を組み合わせたネーミングとなっている。特に、「パーク」を付加することで、隣接の都市計画公園と一体感のある同物件ならではの「グリーンバリュー」を表現しているとのことだ。
このプロジェクトは東京建物等が出資する中野駅前開発特定目的会社が事業主体として開発しており、国土交通省から民間都市再生整備事業計画の認定を受けている。計画では「サウス」、「イースト」、「レジデンス」の3棟の建物の建設が予定されており、「サウス」の規模は地上22階地下1階、延床面積は15万1577㎡、「イースト」の規模は地上10階地下2階、延床面積は3万9025㎡となっている。なお、プロジェクトは免震構造を採用するなどの高い耐震性能の確保、省エネルギーを実現しCO2排出量を25%削減する環境に優しい施策などが特徴となっている。