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野村不動産 稲毛海岸で進行する大型開発プロジェクト

2011.06.13 17:07

 野村不動産(東京都新宿区)は、千葉市美浜区に開発中の総開発面積7・7haの大型複合開発プロジェクト「プラウドシティ稲毛海岸レジデンス1.」において、第1期222戸の登録申込を6月5日に締め切った結果、申込数270件、最高倍率5倍、平均倍率1・22倍にて即日完売したことを発表した。
 同開発では、新築分譲マンションに加えて、大型商業施設、戸建、公園、クラブハウスなどが整備。小学校や保育園も近隣に所在しており、子育て環境にも適している。同物件は、今年3月5日から予約制モデルルーム内覧会を開始。震災後の計画停電などの影響により営業活動を一時見合わせる時期があったものの、4月以降ゴールデンウィーク期間を中心に順調に集客を重ねてきた。フラット35Sに代表される低金利やローン減税といった政策の後押しによる買いやすさ、震災以降の新築分譲マンションの安全性への期待感を背景に、稲毛海岸エリアの街並みや駅周辺に立地する大型商業施設等の生活利便性、防災設備など現在の顧客ニーズを反映した商品性が高く評価された結果、モデルルームへの総来場者数は3000件を超え、222戸が即日完売に至った。




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