週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2013.06.13 16:58

■LIXIL、エプコとの資本業務提携締結
 LIXIL(東京都江東区)と建築設備設計コンサルティング事業を手がけるエプコ(東京都足立区)は6月8日、資本業務提携に関する基本契約を締結したことを発表した。LIXILは金属製建材や住設機器の製造・販売を中心に住生活にかかわる商品群やサービス並びに流通網を多数有し、住宅生産プロセス全てに関わる一気通貫のプラットフォームを構築することで、幅広い顧客ニーズに迅速に対応していくことを目指している。

■東急コミュニティー、被災者対象の採用特別枠を実施
 東急コミュニティー(東京都世田谷区)は、東日本大震災で被災したことにより、就職活動に支障をきたした学生を対象に特別採用枠を設定した。主な募集として、事務職では平成24年3月に震災被災地(岩手県、宮城県、福島県、茨城県)の大学を卒業予定で、被災して就職活動に支障をきたした学生。設備技術職では、平成23年3月に工業高校を卒業し、震災により、企業の内定を取り消された学生を対象としている。

■ジョーンズラングラサール、英国最大級の不動産コンサルティング会社を買収
 ジョーンズラングラサール(米国)は、英国最大級の不動産コンサルティングのグローバル企業であるキング・スタージ(英国)の買収を完了したことを発表した。同件は、ジョーンズラングラサールがキング・スタージのパートナーに対して1億9700万英国ポンド(3億1900万ドル)の対価を払うことで、平成23年5月31日に成立したもの。ジョーンズラングラサールは、買収が成立した時点で9800万英国ポンドを支払い、残りを今後5年間かけて支払うことになる。合併後は、欧州・中東・アフリカ地域30カ国、70の市場で、5300人のスタッフが業務を行い、世界中の投資家、不動産オーナー、テナントに対し、統合された不動産サービスを提供する。 ■船井財産コンサルタンツ、不動産共同所有システムの販売を開始
 船井財産コンサルタンツ(東京都港区)は6月6日、不動産特定共同事業法に基づく「ADVANTAGE CLUB 虎ノ門」の販売開始を決定した。物件名称は「宮田ビル」、所在地は東京都港区西新橋1-17-16、募集総額が8億5000万円、募集口数が85口(一口1000万円税込)、初年度表面利回りが7.14%となっている。




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