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野村総合研究所 中国河北省唐山市曹妃甸エコシティの開発んついて戦略提携

2011.06.20 15:50

エコシティ内での都市型産業についても検討進める
 野村総合研究所(東京都千代田区)は、中国河北省唐山市曹妃甸エコシティ管理委員会との間で、日中が協力しつつ「曹妃甸エコシティ」の持続的な開発と発展を進める戦略提携覚書の締結を発表。曹妃甸エコシティ管理委員会が、日本企業と提携を結ぶのは初めてとなる。
 同社はこれまで10年以上に渡り、中国現地法人である野村綜研上海とともに、中国の多くの地方政府から、都市開発の戦略策定等の業務を受託してきた。また最近は、日本から世界各地に向けた「パッケージ型インフラ輸出」の試みを、水道、鉄道、都市開発等の多分野において支援している。
 唐山市曹妃甸のエコシティ開発に関して、同社は一昨年から情報収集や提案を行っており、その結果、今年3月に、野村綜研上海が曹妃甸エコシティ管理委員会から「曹妃甸エコシティ産業発展戦略」を策定するプロジェクトを受託した。このプロジェクトでは、エコシティ内で発展させるべき都市型産業について、検討を進めている。
 今回の曹妃甸エコシティ管理委員会との提携は、都市開発の戦略策定という上流部分の業務から、実際の都市開発の実行支援までを視野に入れたものであり、同社では、日本から中国への都市インフラ輸出に関する支援活動の一つとして、取り組むとしている。




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