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東京建物/ほか 旧横浜プリンスホテル跡地で大規模複合開発 歴史的建造物の保存・一般公開も予定
2011.07.04 16:48
東京建物(東京都中央区)、オリックス不動産(東京都港区)、東京急行電鉄(東京都渋谷区)、伊藤忠都市開発(東京都港区)、日本土地建物(東京都千代田区)は6月24日、横浜市磯子区の旧「横浜プリンスホテル」跡地における「(仮称)横浜プリンスホテル跡地開発計画」の造成工事を着工した。
計画地は平成18年に閉館した旧「横浜プリンスホテル」跡地の約11haの広大な丘上に位置している。計画は豊かな緑や敷地内に残る横浜市認定歴史的建造物の旧東伏見邦英伯爵邸(貴賓館)の保全を行いながら、共同住宅、商業施設、託児所、丘の上下を結ぶエレベーター、トンネルの整備を行う大規模複合開発となっている。
計画地の敷地面積は10万1906・84㎡、計画建物の規模は地上10階地下2階となっている。なお、平成26年2中旬予定の計画竣工後は、貴賓館は外部を保存・内部をリニューアルした上で民間事業者に売却または賃貸の上、一般にも一部公開される予定である。