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東日本旅客鉄道 JR「大塚」駅直結の複合ビル建設を発表
2011.07.04 16:52
東日本旅客鉄道(東京都渋谷区)は6月28日、JR「大塚」駅南口にオフィス・商業・スポーツ施設を統合した、駅直結の複合ビルを建設すると発表した。
計画建物の規模は地上12階地下1階で、延床面積は約2万3000㎡。地下1階から4階はショッピングセンター、5・6階はスポーツ施設、7階から12階がオフィスというフロア構成となっている。
オフィスフロアは、池袋・大塚エリアのオフィスビルとしては希少な駅直結の立地で多様な顧客ニーズに対応し、ワンフロア4~5分割(最小区画面積約200㎡)が可能なレイアウトとなる予定である。また、入退館の管理には同社のICカード「Suica」を利用し、高いセキュリティを実現することでワーカーに利便性と安全性を提供するとしている。
また、同ビルでは山手線沿線では初の認可保育園の設置が予定されているほか、地下1階への駐輪場設置ならびに豊島区が計画している地下駐輪場との接続、LED照明の採用や屋上等の緑化など、利便性と環境配慮に特化した計画となっている。