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三井不動産 サンシャイン60通りの中心地で商業ビル開発 「ラウンドワン」が繁華街型店舗を出店
2011.07.11 14:42
三井不動産(東京都中央区)は、豊島区東池袋一丁目において商業ビル「(仮称)東池袋一丁目計画」の開発を推進しているが、6月30日に工事着工を迎えた。竣工および開業は平成24年冬を予定している。計画地は都内有数の繁華街である池袋の中で、特に賑わいのある駅東口エリアのサンシャイン60通り中心付近に位置している。当該エリアの賑わいを更に拡大させることを開発コンセプトとし、エンターテインメントとファッションを融合させた施設を予定している。
計画地の敷地面積は1511・22㎡、計画建物の規模は地上10階地下3階で、延床面積は1万3044・48㎡。テナントには、地上1階から10階にボウリング・アミューズメントを中心とした複合型レジャー施設を展開する「ラウンドワン」の店舗、地下1階から地上2階にアメリカやカナダなどで900店舗以上を展開するカジュアルブランド「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」の出店が決定している。
今回の計画における事業主体は、同社が設立した特定目的会社であるアガツマ・プロパティーズ合同会社である。同社はアガツマ・プロパティーズ合同会社からプロジェクトマネジメント業務を受託し、建物竣工時までプロジェクトマネージャーとして事業を推進する。