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不動産業界往来

2011.07.25 16:30

■改正都市再生特別措置法が２５日施行
　「都市再生特別措置法の一部を改正する法律の施行期日を定める法令」が、１９日に閣議決定された。施行日は２５日である。
　改正都市再生特別措置法は、都市再生緊急整備地域のうち、都市の国際競争力の強化を図る上で特に有効な地域を「特定都市再生緊急整備地域」とし、整備を促進する「特定都市再生緊急整備地域制度」の創設や、民間都市再生事業計画の認定の申請期限の延長などが盛り込まれている。

■民間学童保育事業に参入
　京王電鉄（東京都多摩市）をはじめとする京王グループは、民間学童事業への参入を発表し、夏休み開始となる２１日に「京王ジュニアプラッツ」を世田谷区南烏山にオープンした。今回の参入は保育所運営、子育て支援マンション建設に続いて、同社グループにとっては３例目の子育て支援事業である。同施設は京王線「千歳烏山」駅徒歩２分に位置し、利用の対象となるのは小学１年生から６年生までの児童。今後は利用者の要望等に対応し、京王線沿線で展開していく予定である。

■理事会を開催し政策要望などを決定
　不動産協会は２０日、第２５８回理事会を開催し、「震災からの復興と日本経済の活性化に向けた政策要望」を決定した。要望では「復興を支える日本経済の活性化に必要な施策」として「大都市の国際競争力の強化」を挙げ、日本の安全性を官民あげてアピールするとともに、都市の防災機能やＢＣＰ機能を更に向上させる必要があるとしている。

■巨大な氷を使用したイベントを開催
　三井不動産グループは、「ららぽーと」をはじめとするショッピングセンターにおいて、「省エネで涼しく過ごす」をテーマに巨大な氷を使ったイベントを開催する。
　千葉県船橋市の「ららぽーとＴＯＫＹＯ－ＢＡＹ」、埼玉県三郷市の「ららぽーと新三郷」など東京・神奈川・千葉・埼玉の７施設では今月１５日から８月２１までの間、「ららぽーと氷スポット」を設置。幅１００ｃｍ×高さ５５ｃｍ×高さ２７ｃｍの巨大な氷とうちわを用意し、氷で冷やされた風で涼をとれるようになっている。また、期間中一部施設では巨大氷をチェーンソーで作品に仕上げる「氷の彫刻ライブ」も開催される。