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日本プライムリアルティ投資法人 「銀座三和ビル」の取得を発表

2011.08.29 10:17

銀座4丁目交差点至近のこうっちと高い視認性を有し将来的な価値向上に期待
 日本プライムリアルティ投資法人(東京都中央区)は、「銀座三和ビル」の取得を決定したことを発表した。
 「銀座三和ビル」は、銀座4丁目交差点至近に位置し、松屋と三越の両百貨店に隣接する、商業地としては日本有数の好立地条件を備えた、極めて希少性の高い物件である点に加えて、近隣地域内においても纏まった面積を有し、中央通り・松屋通りを含む3路に接道しており、極めて高い視認性を有している。併せて、同物件は現況で800%の指定容積率をほぼ使いきっているものの、当該地域に指定されている機能更新型高度利用地区の緩和容積率1100%に比して300%程度の容積未消化分を有する状態となっており、同投資法人は将来的な価値向上が期待できるポテンシャルの高い物件であると判断した。また、取得の理由については、同投資法人の規約に定める資産運用の基本方針及び投資態度に基づき、東京中心部における新たなオフィスビルを取得することによって、ポートフォリオの安定化・充実を図る、としている。
 なお、「銀座三和ビル」の取得先は松屋、取得価格は34億円としている。




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