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あいれん 世界30カ国の加盟店で2万件の施工実施

2012.09.24 11:39

 室内の冷暖房効率を高めるために、窓などの開口部の節電対策が欠かせない。
 あいれん(東京都江戸川区)が、販売・施工代理店として取り扱う省エネガラスコーティングのクリスタルボンドは、日本を含む世界30カ国の加盟店において導入実績が2万件を超えているという。
 同製品はガラスの素となるシリカをベースとしており、太陽光の明るさを保ちながら室内の快適性と省エネに貢献。紫外線を99%以上カットするため家具や床材などの日焼けによる退色を低減するとともに、赤外線を90%以上カットするので夏場は窓ガラスからの日射熱を遮蔽し、冬場は室内の熱を外部へ逃がしにくくしている。また、同製品を塗布後、ガラスに近い非常に硬い塗膜を形成し、15年以上の耐久性を実現。その他にも、空港の管制塔に導入されるほどの高い透明度を保ち、つなぎ目のない施工性・仕上がり性を可能にしている。
 「当社の省エネガラスコーティング事業は、東京都経営革新計画として承認されております。『クリスタルボンド』はフィルムに比べて熱割れの心配も少なく、曲面・すりガラスなどほとんどのガラスに対応しているうえ、大がかりな養生や排気を行わなくても施工することができます」(営業部 省エネガラスコーティング担当 竹安 優喜氏)




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