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丸高産業 ビルオーナーが自社運営の貸会議室事業を開始

2012.11.05 16:59

 自社所有の「丸高ビル」でレンタルオフィス「ベンチャーデスク銀座」を運営する丸高産業(東京都中央区)は、今年11月1日から自社運営の貸会議室事業を開始した。
 「レンタルオフィスのお客様から、大人数が参加できるセミナーやミーティング、就職説明会などに活用できる広大な会議室がほしいとの要望が多数寄せられ、これまで試験的に貸会議室をご用意していましたが、利用者が増えてきたため11月から大々的に事業化することに決めました」(同社総務部部長 佐太木真氏)
 貸会議室のブランド名は「銀座キレイが丘」。清潔感溢れる貸会議室が数多く揃っていることが名前の由来だ。土地代や賃料が高いと思われがちな銀座で地域最安値を目指し、安くて使いやすい貸会議室を提供していく。貸会議室は5階フロアに2部屋、8、9階に1部屋、7階にはパーティールーム用として1部屋を用意。広さは着席で最大75人収容と150人収容の2種類。
 「低価格で質の高い貸会議室を利用することが可能です。通常会議に必要なマイクやスピーカーといった放送機器、ホワイトボード、プロジェクター等の必要機材も利用料金に含まれ、オプション費用は不要です」(佐太木氏)
 同ビルは昭和通り沿いの好立地にあり、不特定多数の参加者が訪れるセミナー等を開催しても抜群の集客力を誇る。また、自社運営のため、サブリース型の貸会議室に比べて利用料金が非常にリーズナブルな点も魅力となっている。




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