週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

ラサールインベストメント 駅近くの好立地でオープン時の稼働率75%を達成

2012.11.05 17:00

 不動産投資顧問会社であるラサールインベストメントマネージメントインク(米国イリノイ州シカゴ)は、同社が運用するファンドが千葉県柏市で開発を進めていたマルチテナント型物流施設「ロジポート北柏」が完成し、10月31日に竣工式を執り行った。
 同社の物流チームの責任者であり、日本法人のラサールインベストメントマネージメント(東京都千代田区)の代表取締役兼CEOの中嶋康雄氏をはじめ、関係者によるテープカットが実施されたほか、神事が厳かに営まれた。
 その後、メディア向けに施設紹介や質疑応答が行われ、説明を担当した同社の社員によると、「ロジポート北柏」は、既にアパレル、家電、食品などの荷物を扱う合計7社の入居が決定しており、オープン時の稼働率は約75%になるという。
 「常磐道柏ICから約6kmで国道6号線に隣接した主要幹線へのアクセスが容易なうえ、JR常磐線『北柏』駅から徒歩約6分と雇用確保に非常に優位なロケーションに当物件は立地しております。物流拠点の集約・統合をサポートする1フロア最大約5500坪の床面積と多様なニーズへの対応を可能にした最新鋭の設備・環境を備えていることなどを評価いただいております」
 「ロジポート北柏」は地上6階建ての構造。敷地面積は5万3486・21㎡、延床面積が12万7165・37㎡となっている。11月1日より稼働を開始しており、地元を中心に約1000人規模の雇用を見込んでいる。




週刊不動産経営編集部  YouTube