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松竹 歌舞伎座開場までのカウントダウンを開始
2012.11.26 16:06
松竹(東京都中央区)は21日、現在建替え工事中の新しい歌舞伎座について、来年4月2日の開場に向けてのカウントダウンを開始。中央区築地の「ADK松竹スクエア」1階ロビーにて、カウントダウン時計の点灯式を行った。
点灯式には同社の大谷信義代表取締役会長、迫本淳一代表取締役社長、カウントダウン時計を手掛けたセイコーホールディングス(東京都港区)の服部禮次郎名誉会長、村上斉専務取締役、歌舞伎俳優を代表して日本俳優協会の坂田藤十郎会長が出席した。点灯式が行われた11月21日は明治22年に第一期歌舞伎座が開場した日であり、来年で125年目を迎える。式典では出席者によるテープカットの後にカウントダウン時計が点灯。開場となる来年4月2日までの残り日数が表示された。式典の中で松竹の大谷信義会長は、「建替え前の歌舞伎座では閉場までのカウントダウン時計設置をセイコーホールディングスの協力のもとに行い、劇場がなくなるという寂しい思いを感じる方も多かったと思います。今回は来春のオープンに向けてのカウントダウンが始まったということで、大きな期待を寄せています」と述べた。また、坂田藤十郎氏は「新しい歌舞伎座では、私も生まれ変わった気持ちで若い俳優たちと一緒に頑張りたい」と抱負を語った。