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森ビル/ハイアットホテルズコーポレーション 新橋・虎ノ門再開発の超高層棟にアンダーズ東京が日本初進出
2012.12.17 12:10
森ビル(東京都港区)とハイアットホテルズコーポレーション(米国)は、各関連会社を通してホテル運営委託契約を締結し、東京都施行「環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業3.街区」において、地上52階建となる超高層棟のホテル部分(47~52階)に、ハイアットが手掛ける革新的なラグジュアリーブティックホテル「アンダーズ東京」を平成26年に開業する。なお、「アンダーズ」ブランドは日本初進出となる。
東京都が施行し、森ビルが「特定事業者」として推進している同事業は、高さ247mの超高層複合棟を中心とした再開発事業である。今回、選定された「アンダーズ」は、「各都市の文化や個性を尊重してその土地に深く根差す」というブランド理念を掲げ、「自由な発想を持ち、好奇心旺盛で、高感度な人」をメーンターゲットに、世界の主要都市で個性あるホテルを展開している。環状二号線3.街区プロジェクトは、地域コミュニティとの交流を大切にしながら、アジアヘッドクォーター特区として、新橋・虎ノ門エリアの国際化の推進を目指している。森ビルは、同エリアにおける「アンダーズ東京」の開業が、このエリアの国際ビジネスセンターとしての機能向上、さらに国際都市・東京の発展に寄与するものとしている。