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東急電鉄/JR東日本/東京メトロほか 「渋谷」駅周辺の都市計画提案 高層施設建設計画続々
2013.01.28 15:16
東京急行電鉄(東急電鉄、東京都渋谷区)、東日本旅客鉄道(JR東日本、東京都渋谷区)、東京地下鉄(東京メトロ、東京都台東区)、道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発準備組合(東京都渋谷区)、東急不動産(東京都渋谷区)は1月23日、「渋谷」駅周辺地区において「渋谷ヒカリエ」に続く3事業に関し、東京都知事に対し都市再生特別措置法に基づく都市再生特別地区の都市計画提案を行ったと発表した。
日本を代表するターミナル駅「渋谷」駅を中心とした渋谷駅周辺地区は、平成17年の都市再生緊急整備地域指定や、平成23年に渋谷区が策定した「渋谷駅中心地区まちづくり指針2010」等のまちづくりの方針に基づき、渋谷駅街区土地区画整理事業および鉄道改良事業と連携した抜本的な再開発について、平成24年4月に開業した「渋谷ヒカリエ」を皮切りにその具現化を進めている。
今回提案が行われたのは、地上46階、高さ約230メートルのオフィス・商業複合施設を建設する「渋谷駅地区 駅街区開発計画」、地上33階、高さ約180メートルの複合施設を建設する「渋谷駅地区 道玄坂再開発計画」「渋谷駅南街区プロジェクト(渋谷三丁目21街区)」の3事業。
現在のJR山手線、東急東横線、東京メトロ銀座線の「渋谷」駅直上に位置する駅街区を中心として(1)交通結節機能の強化による快適でわかりやすい歩行者ネットワークの形成(2)生活文化の発信拠点としての魅力を増し街の国際競争力を高める都市機能の導入(3)防災機能の強化と環境改善への取り組み、といった項目について連携して一体的に取り組むもの。渋谷地区が抱えてきた長年の課題の抜本的な解決を目指すとしている。
また、新たな価値や文化が生まれ育つような環境を整備することで、世界中から高い感度を持つ人や企業から注目を集める、エンターテインメント性あふれる渋谷を目指すとしている。