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日本ファシリティマネジメント協会 FMのISO化に向けた国際会議が今年9月に日本で開催予定

2013.02.04 13:20

 施設ならびに環境を総合的に企画・管理・活用する経営管理手法であるファシリティマネジメントの普及定着を図り、ファシリティマネージャーの育成を推進する、日本ファシリティマネジメント協会(東京都中央区)は1月23日に同協会の会議室内にて新春賀詞交歓会を開催した。
 開催にあたり、同協会会長の坂本春生氏(横浜銀行 取締役)が挨拶を行った。
 「今までファシリティマネジメントを学ぶには専門的な教科書しかありませんでしたが、ファシリティマネジメントを優しく分かりやすく広めるうえでも、昨年に初心者用のテキストを作成し、入門者のための優しい講座『初級FMスクール』を開催しました。今年も更に充実して進めて参りたいと考えております。また、国際的にはファシリティマネジメントのISO化が審議されはじめ、国際規格のために専門委員会を設置したとともに、昨年はベルリンで行われた国際会議に参加し、今年の9月には日本での国際会議も予定されています。ファシリティマネジメントが普及することで全国の地方自治体、大学、病院などの公共機関をはじめ、日本経済においても貢献することが可能だと思っています。ですので、ますますファシリティマネジメントが重要になっていくと感じております」
 その後、経済産業省・国土交通省の来賓者が挨拶したほか、同協会の副会長である山田匡通氏(イトーキ 代表取締役会長)が乾杯の挨拶を行った。予定人数よりも多くの参加者が集まり、親睦を深め、盛況のうちに閉会した。




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