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オリックス不動産 「クロスオフィス」3施設を順次開業 利用者の新たなビジネスチャンスや価値創造につながるオフィスを提供
2013.02.04 11:58
オリックス不動産(東京都港区)は、サービスオフィス事業を展開するブランド「クロスオフィス」において「クロスオフィス内幸町」、「クロスオフィス渋谷メディオ」、「クロスオフィス三田」の3物件を順次開設すると発表した。
クロスオフィスは平成21年10月に竣工した「クロスオフィス渋谷」が1号物件となり、今回竣工する「クロスオフィス内幸町」は2棟目となる。 官庁街に近い西新橋に位置し、都営三田線「内幸町」駅から徒歩2分。士業関連のニーズに合わせて1部屋の面積は6・7坪から利用可能だ。間仕切りの撤去によって最大1フロア約90坪まで拡張できるなど、働き方の多様化や企業のコスト合理化を目的にしたニーズに合わせたフレキシブルな対応が売りとなっている。さらに、同施設ではカーシェアリングを配置する他、災害対策として最長3日間発電可能な非常用発電機や防災井戸、災害用衛星電話を設置。地下1階には防災備蓄庫も備えている。また、環境面にも配慮しており、太陽光パネルの設置や共用部・貸室内のLED化によって消費電力を31%削減している。また、全室の窓を開放でき、自然換気が可能になった。こうした取り組みが評価され、CASBEE認証制度でAランクを取得している。竣工は平成25年4月予定。
続いて平成25年6月には「クロスオフィス渋谷メディオ」が竣工予定だ。1フロアの面積を広くし、15・20・30坪の部屋を選択できる。災害対策として高い耐震性、非常用発電機を完備しBCP対策を実施。1階にラウンジや屋上休憩スペースなどのアメニティ空間も充実している。また、「クロスオフィス三田」は来年2月に竣工予定。こちらも災害対策と高い環境性能を誇っている。