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東京建物　関連PM・清掃会社を連結子会社化

2013.02.04 12:59

　東京建物（東京都中央区）は、東京不動産管理（東京都墨田区）の一部株式を取得し子会社することを決定。さらに東京不動産管理が東京ビルサービス（東京都墨田区）の全株式を取得し、子会社化（同社孫会社化）することを決定。どちらも平成２５年１月３１日に株式譲渡契約を締結すると発表した。
　株式取得の理由として、同社は平成２４年度を初年度に策定した中期経営計画「Ｒｅ―Ｓｔａｒｔ～自己変革への挑戦～」で目指す方向性として、「管理・マネジメント領域に強みを持ち、顧客万速を高度に実現するソフトサービスの展開」を挙げており、全社的な取り組みとして「選択と集中の事業構造改革」、「バリューチェーン強化のための構造改革」を掲げている。
　同社の中核事業となるビル事業に関する関連会社として総合ビル管理会社の東京不動産管理は昭和３１年、ビル清掃会社の東京ビルサービスは昭和３４年に設立。両社ともに東京建物の持分法適用関連会社であり、業務・人的にも深いつながりを有してきた。
　今回の株式取得は同社の中期経営計画のもと、同社グループのコア事業であるビル事業のバリューチェーンを強化し、顧客向けサービス力、営業提案力、価格競争力の向上等のソフトの競争力強化を目指すものとしている。
　また、東京不動産管理が東京ビルサービスを１００％子会社化することで、両社の重複する業務・コストの解消により収益改善を図るとともの、顧客対応、営業提案等による相乗効果を目指すという。