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三井不動産／ほか　「柏の葉」が健康都市に

2013.02.04 12:00

　１月３１日、柏市、三井不動産、イーソリューションズ、日本ヒューレットパッカード、メディシングをはじめとするコンソーシアムが、日常の健康状態を「見える化」するサービスの実証実験「柏の葉スマートヘルスプロジェクト」を開始すると発表した。
　同プロジェクトはリストバンド型の「ライフレコーダー（活動量計）」や通信機能付き体組成計などのデジタル健康管理機器をネットワーク経由で分析し、パソコンやスマートフォンなどに健康状態を表示するサービス。運動量や消費カロリー、体脂肪率などの基礎的なデータのみならず、睡眠時間やおおまかな活動内容など生活リズムの確認も可能だ。
　千葉県柏市で開発中の大規模再開発「柏の葉キャンパスシティ」は、「環境共生都市」「健康長寿都市」「新産業創造都市」を目指す「柏の葉スマートシティ」の実現を目指している。世界のモデル都市となることを目的としたプロジェクトであり、今回のプロジェクトもその一環だ。自発的な健康増進・病気予防を促すプログラムを提供することで住民の健康レベルを上げ、社会保障費の削減を目的としているが、健康を提供できる都市として不動産業界からも注目を集めそうだ。