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森ビル 建物名称が「アークヒルズ サウスタワー」に決定

2013.02.11 10:51

 森ビル(東京都港区)が港区六本木で推進してきた「21・25森ビル建替計画」が4日に上棟し、建物名称が「アークヒルズ サウスタワー」に決定したと発表した。
 「アークヒルズ サウスタワー」は隣接する「アークヒルズ」が四半世紀の歳月をかけて育んできた国際的なビジネス機能や住環境、豊かな緑地や文化などの成熟した環境を十二分に享受しながら、昨年夏に竣工した「アークヒルズ 仙石山森タワー」とともに、エリアにおける新たな核となる役割を担う。同物件は1フロア面積約1900㎡の整形オフィス、約20店舗の商業ゾーン、超高層ビルとして都心部最大の屋上庭園などから構成され、最新の環境技術を駆使した環境性能をはじめ、事業継続を実現する高い耐震性能や非常用発電設備を有し、BCP(事業継続計画)の需要を満たす複合オフィスビルとなっている。物件は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅に直結し、周辺一帯の交通の要所として、また、エリア内の様々な情報や知恵などが集積し新しい価値を創造する人や企業が集まる場として新たなワークスタイルやライフスタイルを提案する。
 「アークヒルズ サウスタワー」の建物規模は地上20階地下3階塔屋1階、敷地面積は5846㎡、延床面積は5万5033㎡となっており、4日付で日本政策投資銀行による「DBJ Green Building認証制度」において最上位である「プラチナ」の格付けを同社としては初めて取得している。




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