週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

あきない総合研究所 日本初インキュベーションオフィスのフランチャイズ第一号が六本木に誕生

2013.03.25 14:30

 複数の拠点を利用可能なインキュベーションオフィス「katanaオフィス」を展開するあきない総合研究所(東京都港区)は、同オフィスとして4カ所目となる「katanaオフィス六本木」が4月12日にオープンすると発表した。
 同社ではすでに同様のインキュベーションオフィスを汐留、渋谷、東京で開設しており、「六本木」は初のフランチャイズとなる。インキュベーションオフィスのフランチャイズ展開は日本でも初といい、同社ではこれまでに培ってきた企画・運営サービスのノウハウを生かしさらに拡大したい考え。
 同社代表の吉田雅紀氏は「景気に左右されないインキュベーションオフィスの運営は、ビルの空室活用に適した事業です。今後もビルオーナーや事業会社に向けて積極的に提案していき、起業家とその働く環境を支援するネットワークを拡大してきます」と話す。
 「katanaオフィス」のフランチャイズは計画から営業、運営ノウハウまでワンストップで提供する同社独自のビジネスモデル。オーナーは知識や経過なしにインキュベーションオフィスを開設することができる。ビルの空室活用やビル内のシナジー効果はもちろん、将来のテナントを育てるという意義も持っている。大手デベロッパーなども注目しているといい、今後成長が期待できる。
 なお「katanaオフィス六本木」では4月12日に内覧会を開催する。場所は港区六本木2―2―6福吉町ビル6階。時間は19時から21時まで。事前予約等は不要。




週刊不動産経営編集部  YouTube