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三井不動産レジデンシャル マレーシアで住宅分譲 現地デベと共同で38回建て集合住宅開発

2013.03.25 14:25

 東南アジアへの不動産投資が熱を帯びつつあるなか、三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)がマレーシアにおいて、現地のデベロッパーであるEastern&Oriental社と共同で「(仮称)ミューズプロジェクト」の住宅分譲事業に参画することを決定し、Eastern&Oriental社と共同事業基本協定を締結した。
「(仮称)ミューズプロジェクト」はマレーシアの首都クアラルンプールの中心・クアラルンプールシティセンター地区に位置する交通至便な立地で、住宅専有面積は約2万7786m2、敷地面積約5211m2、地上38階地下1階で、今年4月に発売開始、竣工は平成28年11月を予定している。事業はEastern&Oriental社と同社が共同で出資するプロジェクト推進会社が行い、出資比率はEastern&Oriental社が51%、同社が49%となっている。
 同社は平成24~29年度のグループ中長期経営計画のなかで、欧米およびアジアにおいて平成29年度までに約5000億円の投資を行うことを策定している。マレーシアではクアラルンプール国際空港においてアウトレットモールを開発・運営を行うとしており、こちらは平成26年冬に第1期オープンを予定している。




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