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大建工業 「おもいやりシリーズ」の追加製品を販売

2013.04.08 16:27

 大建工業(大阪市北区)は、高齢者住宅・施設向け建材「おもいやりシリーズ」のラインアップに、片開きドア、不燃面材扉およびスチール枠、手すり、収納など高齢者居住施設向け製品を追加。22日より発売をする。
 「おもいやりシリーズ」は、高齢者だけでなく、共に生活する人や介護する人に対して、安心、安全、健やかで快適に生活できる住空間づくりを提案する高齢者住宅・施設向け建材のシリーズとなっている。
 昨年1月の発売以来、ドアや床、収納家具、手すり、壁、天井など、空間をトータルでコーディネートできるラインアップの幅広さや、にぎりバーや手すりに付与したウイルス抑制機能に人気が集まっていた。
 そんな中同社は今回、高齢者居住施設向け商品を中心に多数商品の追加発売を決めた。
 巾広で敷居がないため車イスでもスムーズに通過できる吊戸「おもいやりドア」については、不燃性能が求められる避難通路や、薄壁などに採用できるよう、不燃面材扉をオーダー対応。スチール製の枠・戸袋への対応も可能となっている。また、開口部や掃き出し窓部など、手すりの設置が容易でない箇所にも設置できる開口部連続手すりや屋内用床付け手すりにより高齢者の行動範囲が広がるという。
 さらに、靴の脱ぎ履きや立ち上がりの動作に配慮された共用下駄箱ベンチ付や、引違クロークユニットなども新規に発売をする。
 サービス付き高齢者向け住宅、介護付き有料老人ホームやグループホームなど、高齢者居住施設などで活躍する製品となっている。




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