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アールイーエス 媒介契約締結時に課金が発生するだけ 成果報酬型の売却一括査定サイトが新登場

2013.05.20 17:42

 不動産に特化したインターネット事業を展開するアールイーエス(東京都中央区)は、成果報酬型不動産売却一括査定サイト「ドコウル」を開設した。
 反響1件あたりで費用が発生する「反響課金モデル」を採用する一括査定サイトは数多く存在するが、成約に至らなくても課金が生じるため、無駄なコスト負担が問題だった。
 一方、同社の「ドコウル」は、媒介契約締結時にのみ課金が発生する仕組み。さらに、不動産会社と査定依頼者が媒介契約を締結後、同社から査定依頼者に「お祝い金」を進呈するなど、依頼者へメリットを提供することで、売却物件の獲得や口コミ効果を狙っている。
 同社では、今後の運用状況によって随時改良を加え、平成25年末までに利用店舗数500店舗を目指すという。




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