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東輝建設 ライフガードジャパンが事業統合 施工部門と建設部門の連携を強化
2013.05.20 17:44
テロ対策用の防犯ガラスフィルムをはじめ、米国ルーマー社、サンテック社、ASWF社の高性能ガラスフィルムを多数取り扱うライフガードジャパン(横浜市西区)は4月から親会社である東輝建設(東京都世田谷区)と事業統合し、ライフガード事業部として新たに出発。同社代表取締役を務める土渕優二氏は事業統合の経緯を次のように話す。
「防犯フィルムや省エネフィルムを筆頭に、多種多様の製品が次々と市場に投下されており、競争が激化しています。これまで以上によりよいガラスフィルム製品をご利用いただくために、組織変更を決めました」
これまで、同社ではフィルムの性能を最大限に発揮できるように正規加盟代理店のライセンス取得者のみによる完全責任施工を行い、保証制度として最長10年間の品質・施工保証を実施してきたが、どうしても少数精鋭にならざるを得ず、せっかくの優良なフィルム製品を広く展開できなかった。そこで10年保証の対象となる代理店だけでなく、保証は受けないながらも販売代理店として商品は取り扱えるように、加入システムを見直したという。
また、東輝建設は仮設足場を活用した建築施工会社であり、施工部門とフィルム部門の連携による相乗効果も視野に入れている。例えば、ガラスフィルムを高所に施工する場合、仮設足場を組む必要があるが、フィルム専門施工会社の場合、仮設足場の費用が莫大になる。しかし、同社の場合、仮設足場を東輝建設が担当することで、より割安なコストで施工が行えるという。
同社では今回の事業統合を機に、より高性能のガラスフィルムをラインナップする予定だという。その第一弾として今夏には、CP認定を取得した「LGE440」を発売予定だ。同製品の厚さは0・35mmと高い防災性能を有し、さらに省エネ効果を追加。防災・省エネ性能を両立した画期的製品である。