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国土交通省 不動産証券化の実態調査を発表

2013.06.03 12:01

 国土交通省は5月24日、平成24年度の不動産証券化の実態調査を公表した。
 公表した内容によると、平成24年度中に不動産証券化の対象として取得された不動産、またはその信託受益権の資産額は、3兆3450億円(前年度比+42・9%)となり、3年連続の増加となった。このうち、証券化ビークル等から取得されたものは約2・6兆円。証券化ビークル等が譲渡した資産額は約4兆円であることが分かった。
 また、平成24年度に取得された資産額では、Jリートが1兆5500億円で全体の約46・5%を締め、次いでGK―TKスキーム等が9950億円、特定目的会社が6370億円。平成24年度に譲渡された資産額では、特定目的会社が最も多く、2兆2120億円となった。




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