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国際ランド&ディベロップメント/埼玉県羽生市 太陽光発電事業に関する基本協定を締結
2013.07.22 16:40
国際ランド&ディベロップメント(東京都千代田区)と埼玉県羽生市は18日、羽生市太陽光発電事業に係る基本協定を締結した。同事業は羽生市内の市所有地(約7000㎡)に国際ランド&ディベロップメントが出力約0・5MW、一般家庭の約150世帯に相当する太陽光発電所を設置。5年間の施設賃貸期間の満了後に羽生市へ施設の所有権を移転し、20年間当該発電所を維持管理するものである。これにより、羽生市は20年間にわたり売電収入を得ることができる。
同社は今回の事業に関して羽生市が実施した公募型プロポーザルに応募し、審査委員会による審査を経て契約予定者に特定され、審査の観点とされている提案者の事業実績、施設の仕様・創意工夫、施設の維持管理体制等の提案を行った。同社グループでは自治体が進める未来のまちづくりのパートナーとして「グリーン・コミュニティ」の実現を目指している。その目標に向けて、まちづくりや太陽光発電などの分散型エネルギーの設置運営実績に加え、グループで培ってきたノウハウを活用し、今後も全国の自治体が推進するサスティナブルな未来のまちづくりに広く協力するとしている。同社によれば、今回の事業もその一環であり、地元への経済効果、環境教育に関しても羽生市と協議を行いながら同市が目指すまちづくりに貢献するとしている。