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建築環境・省エネルギー機構 第5回サステナブル建築賞の実施を決定
2013.08.12 16:30
建築環境・省エネルギー機構(東京都千代田区)では、「第5回サステナブル建築賞」の実施を決定し、9月17日から10月4日までの期間で対象建築物の募集を行う。この顕彰制度は、建築物として優れた作品であるとともに、建築主、設計者及び施行者の三者の協力により、新築、増改築等において、環境負荷低減、省CO2、省エネルギーに顕著な成果を上げ、その普及効果が期待される先導的なサステナブル建築物を顕彰することによって、それらに関する設計、施工及び運用管理技術等の向上を図り、サステナブル社会の構築に寄与することを目的としている。
対象となる建築物は、戸建住宅を除く建築物で、日本国内に存する建築関係法令に適合する新築、増改築等の工事が完了してから、概ね3年以内のもので、応募日現在、概ね1年以上使用しているものとなっている。応募部門は「事務所建築部門」、「商業施設その他部門(店舗、ホテル、病院、娯楽施設、共同住宅、文教施設、交通施設、生産施設等)」、「小規模建築部門(延べ面積が概ね5000㎡以下の建築物で用途は問わない)」の3部門。審査は千葉大学大学院教授の川瀬貴晴委員長ほか11名の審査委員によって行われ、平成26年2月に各部門ごとの国土交通大臣賞1点、同機構理事長賞1点、審査委員会奨励賞数点の公表、ならびに都内での表彰式が行われる予定である。