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小林労務/ディアマンテ 経営者にとって関心の高いテーマを厳選してセミナーを実施

2013.08.26 17:46

 労務問題のエキスパートの小林労務(東京都千代田区)と生命保険の総合代理店のディアマンテ(東京都港区)が東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅周辺にある「麹町サンライズビル」の7階の小林労務セミナールームにて、第1回「社会保険労務士と保険のプロが教える経営者セミナー」を8月6日に開催した。
 同セミナーは小林労務とディアマンテがタッグを組み、中小企業の経営者にとって関心や悩みの多いテーマを厳選して実施しており、まず初めに小林労務の取締役の社会保険労務士である上村美由紀氏による「雇用契約の終了からみた会社を守る経営者セミナー」が行われた。同セミナーでは退職と解雇の違いと種類、解雇の手続きや紛争解決機関など経営者がおさえておくべき損しない知識の確認をはじめ、退職にまつわるトラブル事例として、やる気に欠けて成果を出せない社員には辞めてもらう場合の対応方法や退職予定者が有給休暇の全消化にあわせて退職日を設定してくる際の防止策などが紹介された。
 次に、「知らないと損をする!~驚きの法人保険活用術~」と題してディアマンテの代表取締役の濵野佑香氏が講演を行った。同氏によると、逓増定期保険を活用することで、退職金、会社の赤字補填、設備投資等の支出(経費)などの必要な資金に解約返戻金として使うことができるとのこと。また、逓増定期保険は個人契約に切り替えが可能なため相続税の納税資金としても効果的なほか、退職金を養老保険で貯めると解約返戻金は会社の意思で必要な金額を従業員に支払うことを実現しているという。
 なお、全てのプログラム終了後、希望者のみ無料個別相談を実施。来場者から様々な質問が寄せられるなど盛況のうちに閉幕した。




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