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テレネット 緊急地震速報を利用した役立つ減災方法を具体的に指南

2013.08.26 17:33

 地震・津波対策専門会社のテレネット(長野県飯田市)は、東京メトロ有楽町線の「新富町」駅周辺の「吉本ビル」5階にあるLEN新富町貸会議室にて「危機管理および安全管理担当者様向けセミナー」を8月2日に開催した。
 東日本大震災以降、BCP・防災・福利厚生の面から地震対策の初動の基本として緊急地震速報の整備が行われている事例は見受けられるが、まだ具体的な整備の仕方が浸透されているといえない背景もあるため、同セミナーでは、まずは「初歩から学ぶ『緊急地震速報とは?最も役立つ活用方法とは?~告知と制御~』」と題して、同社の専務取締役のテクニカルディレクターである青山利之氏が講演を行った。
 「気象庁より震源地情報が配信されてからはネットワーク経由で高速情報伝送される高度利用型緊急地震速報は、携帯電話・テレビ・ラジオなどの一般利用型に比べて情報精度および伝達速度に優れています。そのため、高度利用型を導入することのメリットとして、設置場所の緯度・経度・地盤増幅率に基づき、その場所の予測震度や到達時間などの詳細情報をより早く知らせることができるので、最低限の安全確保により致命的な怪我を回避できるほか、場合によっては身の安全が確保できる場所に避難することが可能です」
 次に同社のテクニカルセールスマネージャーの山本紀之氏による「御社のエレベータは大丈夫?『首都圏エレベータ閉じ込めの危険性』」というテーマのもと、エレベーター閉込事故の対処方法や最近のトレンドなどが指南された。また、高度利用型緊急地震速報のデモ機の実演をはじめ、セミナー終了後に同一会場にて懇親会を実施し、講演者と来場者の情報交換が行われた。




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