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三井不動産 盲導犬理解キャンペーン開催

2013.08.26 17:32

三井不動産(東京都中央区)では、「&EARTH盲導犬ふれあいキャンペーン」を、同社グループが運営する全国の商業施設において、平成20年7月から実施しているが、今年は8月末から21の施設で実施すると発表した。
 三井不動産グループの商業施設では、多くの世代にわたる、多くの顧客が足を運ぶような施設として、家族や仲間と楽しく社会貢献できる「場ときっかけ」を提供する「&EARTH」事業を展開している。その事業の一環として、日本盲導犬協会(東京都渋谷区)や東日本盲導犬協会(栃木県宇都宮市)、日本ライトハウス(大阪市鶴見区)などに協力し、盲導犬事業や視覚障害について普及啓発する「&EARTH盲導犬ふれあいキャンペーン」を、「三井ショッピングパークららぽーと」や、「三井アウトレットパーク」などの商業施設において実施している。この活動は、平成20年7月から合計で38回実施しており、多くの顧客に対し、盲導犬に対する理解促進に寄与している。
 同キャンペーンでは、盲導犬の役割や街で出会ったときの接し方、盲導犬の基本訓練のデモンストレーションや、アイマスク着用による歩行体験のほか、盲導犬とPR犬に実際に触れ合ってもらい、盲導犬や視覚障害者に対する理解や知識を深めてもらう「場ときっかけ」を提供している。それに併せて、盲導犬育成のための募金も、会場で募る。
 また、一部施設では厚生労働省の主催で、補助犬法啓発のイベントも開催する。盲導犬とともに補助犬となる聴導犬、介助犬の3協会がデモンストレーションを行い、「身体障害者補助犬法」について、多くの人に知ってもらい、理解を広げる活動を行う。

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