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日本土地建物 業界最高水準のシェアハウスを計画
2013.09.23 11:16
日本土地建物(東京都千代田区)は11日、千葉県船橋市に同社のシェアハウス事業の第二弾である「(仮称)西船橋シェアハウス計画」を着工した。計画建物はシェアハウスとしては最高水準の共用部を持つ建物で、ホテルのような広々とした共用部に加え、完全防音仕様の音楽スタジオを併設。個人練習からバンド演奏まで幅広く対応が可能な、本格的な音楽スタジオを3室設けたシェアハウスは業界としては初で、趣味の音楽活動を楽しみたい入居者や、音楽になじみのない入居者もシェアハウス生活を満喫できる計画となっており、同社は入居者同士の豊かなコミュニティの創造を目指すとしている。
同物件の規模は地上5階地下1階建て。敷地面積は1997・08㎡、延床面積は3727・27㎡で、JR線・東京メトロ東西線などが乗り入れる「西船橋」駅より徒歩12分に位置している。物件は研修所として使用されていた延床面積約1127坪の建物を、高品質な大型シェアハウスへと改修するリノベーション物件であり、スクラップ&ビルド型の方式に比べ、廃材が少なく環境に優しい建物となっている。リビング・ダイニング、多目的ルームなどの魅力的な共用部を設けるとともに、85室の広々とした個室でプライバシーを確保。また、地下には音楽スタジオを設置することで、音楽とともに暮らす生活スタイルを実現することができ、趣味を通じた豊かなコミュニティの創造に貢献する。