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森記念財団 「世界の都市総合ランキング」ロンドンが1位守る・東京は4位

2013.10.21 14:28

 森記念財団の都市戦略研究所は16日、「世界の都市総合ランキング2013年版概要版」を発表した。この「世界の都市総合ランキング」は、世界を代表する主要な40都市を選定し、都市の力を表す主要な6分野(経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセス)における70の指標に基づいて評価を実施。都市を分野ごとに客観的に評価しながら、現代の都市活動をけん引する4つのアクター(経営者・研究者・アーティスト・観光客)に都市の生活者を加えた5つのアクターという、都市の利用者の視点に基づく評価を同時に行っている面で、世界的にもユニークな調査・研究となっている。
 2013年版の総合ランキングにおけるトップ4都市は、1位ロンドン、2位ニューヨーク、3位パリ、4位東京となった。調査開始以降トップの座に君臨してきたニューヨークに代わり、昨年はロンドンが1位へ躍進したが、今年も引き続きロンドンが各分野で強みを発揮し、1位を守っている。ロンドンは居住分野でスコアを下げたものの、経済、研究・開発、環境分野でスコアを上げ、結果的にロンドンとニューヨークの総合スコアの差は広がった。
 また、パリと東京が大きくスコアを落として2位との差が広がり、4位東京と5位シンガポールとのスコア差は縮小した。東京とパリの関係だけでみると、スコア差は昨年より縮小しており、東京での五輪開催決定を追い風に3位へのランクアップの可能性が出てきている。




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