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MID都市開発 「(仮称)新・京橋MIDビル」新築工事を着工
2013.11.11 17:47
MID都市開発(大阪市北区)は、東京都中央区京橋2丁目において開発を進めている「(仮称)新・京橋MIDビル計画」の新築工事を、1日に着工した。竣工は平成27年2月を予定している。
計画地は昭和通りと鍛冶橋通りの交差点に面した高い視認性に加え、都営浅草線「宝町」駅徒歩1分、東京メトロ銀座線「京橋」駅徒歩3分、「東京」駅徒歩圏という、交通利便性の高いエリアである。計画建物は、地上12階地下1階、延床面積約1万1800㎡のテナントビルで、基準階オフィスはワンフロア約770㎡(約232坪)。アウトフレーム構造の採用により、三面開放の整形無柱オフィス空間を実現する。また、様々な環境配慮技術を取り入れることで、CO2削減率46%を見込むほか、東京都「省エネルギー評価書制度」の最高ランク「AAA」の相当するERR22%(新計算法による算定、旧計算法では50%相当)、PAL低減率32%の環境性能を達成する。
さらに、計画建物ではテナント企業のBCP(事業継続計画)に対応すべく、免震構造の採用に加えて、72時間対応のビル共用非常用発電機の設置や、約700名の想定している在館者の3日分のトイレ洗浄水を常時受水槽に貯留するなどの機能を備える予定となっている。