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ラサール不動産投資顧問 築28年の物流施設で大規模リニューアル工事を実施
2013.11.11 17:41
ラサール インベストメント マネージメント インク(本社・米国イリノイ州)は、同社の運用するファンドを通じて、平成22年6月に取得した東京都江東区辰巳の物流施設のリニューアル工事を完了し、ナカノ商会(東京都江戸川区)と長期賃貸借契約を締結した。同社は倉庫、海運、陸運、3PLを全国展開する物流企業である。
築28年、延床面積約1万7000㎡の同物流施設の大規模リニューアルは、外壁の全面塗装、貨物用エレベーターの全台更新、倉庫内の床塗装、空調機器や照明設備の耐震補強、照明交換による省エネ対策、トイレ・水回りの給排水設備更新、キュービクル等の電気設備更新、外構アスファルトの更新を実施。これにより、同施設の安全性、耐久性が高まり、既存施設の大幅なグレードアップを実現している。
同社の日本法人であるラサール不動産投資顧問(東京都千代田区)の藤原寿光執行役員は「今後も不動産運用ノウハウを生かして、新規開発だけでなく、既存施設のリニューアルも積極的に取り組み、様々なテナントニーズに応えるよう努めていきたい」と述べている。