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平和不動産 環境性能・サスティナビリティへの配慮が評価 大阪・北浜で開発の「(仮称)北浜一丁目プロジェクト」
2013.11.18 17:35
平和不動産(東京都中央区)は8日、大阪市中央区北浜にて建設する「(仮称)北浜一丁目プロジェクト」について、三井住友銀行(東京都千代田区)の「SMBCサスティナブル ビルディング評価融資」制度を利用し、「プラチナ」評価を受けたと発表した。この制度は、三井住友銀行とCSRデザイン&ランドスケープ(東京都千代田区)が作成した独自の評価基準に基づき、企業が保有・建設するビルについて、「エネルギー」、「水」、「マテリアル」などの環境性能や、持続可能性確保のために必要な耐震、BCP・BCMなどの「リスク管理」への取り組み、およびそれらを推進する「サスティナブル経営の方針と実践」などを評価するもの。
「(仮称)北浜一丁目プロジェクト」の建物規模は地上9階地下1階、敷地面積は658・30㎡、延床面積は5562・57㎡で、竣工は平成27年5月を予定している。 同計画に対する評価結果は、「経営者の方針と実践」、「持続可能な敷地利用」などの面をはじめ、全般的に環境への配慮が非常に高い水準であると判断され、親水空間の整備が進む北浜エリアにふさわしい優れた環境などのサスティナビリティへの配慮がなされたビルとして、同社として3例目となる「プラチナ」の評価となった。