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東急コミュニティー 東京都労働局からくるみんマークの認定受ける
2013.11.18 16:59
東急コミュニティー(東京都世田谷区)は、「次世代育成支援対策推進法」に基づき策定、届出している第2期行動計画に掲げた目標を達成し、平成20年に続いて東京都労働局より2回目の「くるみんマーク」の認定を受けたことを発表した。
今回、同社が認定を受けた「くるみんマーク」とは、「次世代育成支援対策推進法」に基づき、労働者の子育て支援のための行動計画を策定および実施し、その行動計画に定めた目標を達成したことなどの一定の要件を満たしていると認められた企業に付与されるものである。
同社では、平成17年より、女性社員を中心にプロジェクトチームを組織し、「働きやすい会社」を目指して制度の整備に取り組んできた。平成17年4月から平成20年10月までの第1期では、育児をサポートする制度の整備を行動計画に掲げ推進、第2期にあたる、平成20年10月から平成25年7月までの期間では、整備してきた制度の周知と取得率の向上を目標に掲げて取り組んできた。
具体的には、従業員に向けて、「1・休暇制度や規定、関連法規などを冊子にまとめて周知する」、「2・男性従業員が取得できる配偶者出産休暇の取得率を60%以上にする」、「3・計画期間内に育児休業の取得状況を、男性1名以上、女性85%以上にする」という3点の目標を掲げてきた。結果、全ての目標を達成し、男性の育児休業取得は4名、女性の育児休業取得は77名となり、女性の育児休業取得率は96・3%と高水準を達成することができたとしている。