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森ビル 平成26年3月期中間決算・記者説明会を開催

2013.11.25 13:46

 森ビル(東京都港区)は19日、グループの平成26年3月期中間決算について、記者説明会を開催した。説明会には、取締役専務執行役員の堀内勉氏、取締役常務執行役員の河野雄一郎氏、小坂雄一経理部長が出席した。
 平成26年3月期、中間期の営業収益は前年同期比99億円減の1291億円を計上。オフィスなどの賃貸事業、ホテルなどの施設営業事業、ならびに海外事業はいずれも増収となった一方で、分譲事業については住宅分譲が好調に推移したものの、物件売却の反動減により、前年同期比271億円減の320億円へ減収となっている。また、中間純利益については前年同期109億円から約12倍の1332億円へと大幅に増加しているが、これは港区六本木の「六本木ヒルズ」の匿名組合を連結したことによる。
 なお、同社の発表によれば平成26年3月期の通期決算は、営業収益、営業利益、経常利益、純利益がいずれも過去最高を更新する見込みとなっている。




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