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森トラスト・ホテルズ&リゾーツ 「東京マリオットホテル」グランドオープン 歴史性と先進性が融合する快適な空間を実現

2013.12.09 18:15

 森トラストグループの森トラスト・ホテルズ&リゾーツ(東京都港区)は、品川区北品川の複合街区「御殿山トラストシティ」内の「ホテルラフォーレ東京」を外資系ホテルブランド「東京マリオットホテル」にリブランド。今月3日にグランドオープンとなった。これに先立ち、2日には記者会見を開催し、同社代表取締役社長の伊達美和子氏、マリオットインターナショナルのアジア太平洋地区社長兼マネジングディレクター、サイモン・F・クーパー氏、同ホテル総支配人の福永健司氏が登壇した。
 「東京マリオットホテル」は、全世界60カ国で500軒以上のホテルを展開するグローバルホテルブランド「マリオット・ホテルズ」のひとつとして品川区御殿山エリアにオープン。開発にあたっては、中世から近代にかけて御殿山が持つ独自の歴史的なローカルカルチャーと、最新鋭のホテルトレンドをグローバルに展開するマリオットグループのインターナショナルカルチャーとの融合をテーマに進められた。ホテル内の広さ1500㎡の広大なアトリウム空間には、エントランスロビーに続きレストラン、ラウンジ、バー、テラス、ミーティングスペースが機能的に融合する、マリオットの「グレートルーム」のコンセプトを採用。常に情報通信端末を活用して様々な情報につながり、日常でも旅先でも仕事と遊びを区別しない人々を「マスターブレンダー」と位置づけ、マリオットではこうした層のライフスタイルニーズにフィットするイノベーションをホテルサービスに導入する新ブランド戦略を世界で展開している。「グレートルーム」はその代表例であり、同ホテルでは従来のホテルロビーやレストランの使い方に捉われない快適な環境とサービススタイルで、世界から次世代の旅行者を迎えるとしている。




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