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東京急行電鉄 「みんなで子育て」ができるシェアハウスを代官山に開業
2013.12.16 16:50
東京急行電鉄(東京都渋谷区)は賃貸住宅事業の新たな取り組みとして、「代官山」駅付近に子育て支援をコンセプトとしたシェアハウス「(仮称)”みんなで子育て”シェアハウス」を平成26年3月に開業する。
同物件は「代官山」駅より徒歩2分、JR山手線・東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅から徒歩11分の場所に渋谷区が所有する旧職員住宅の土地建物を同社が借り受け、シェアハウスとしてリノベーションした施設である。「こどものために。自分のために。そしてみんなのために。」をコンセプトとし、シングルペアレント(ひとり親)と子育てを応援したい人をメーンターゲットに、子どもがいる人もいない人も入居者同士が支え合いながら「みんなで子育て」ができる環境づくりを目指すとしている。
物件の建物規模は地上4階建てで、敷地面積は273.65㎡、延床面積は539.99㎡。10.45㎡~15.97㎡のワンルーム21戸で構成される。共用部には、子どもの創造性を刺激する「落書きボード」のあるリビング、親子団らんを促す各階のユニットバスやミニキッチンなどが設置される。このほか働きながら子育てする親子にやさしく「みんなで子育て」ができるシェアハウスとして様々な設備・サービスが導入される予定である。