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LIXIL オフィスや福祉施設のキッチンに 水のムダをなくす小型電気温水器

2013.12.16 16:22

 住生活関連機器のメーカーであるLIXIL(東京都千代田区)は、オフィスや福祉施設等に最適な小型電気温水器「ゆプラス 飲料用・洗い物用タイプ(12L/25L)」を平成26年2月3日より発売すると発表した。
 給湯機器の種類や設定、配管構造によってはお湯が出るまでに時間がかかり、水をムダにしているケースが多かった。そのため、最近のオフィスや福祉施設、病院等では、すぐにお湯が出る小型電気温水器のニーズが高まっている。こうした背景から誕生したのが同製品である。同社のラインアップにはなかった飲料用と洗い物用の両方が同時に使える小型電気温水器であり、奥行きのサイズをコンパクトにすることで大容量の25Lタイプでもオフィス等のミニキッチンに収納することが可能かつ利用しやすくなっている。安心機能として、洗い物用の給湯の温度は適温の約38度に設定し、水栓が誤動作した場合でも高温が出ないように安全に配慮している。また、飲用に適した水質を保つようにお湯をためるタンクを自動的に入れ替える「自動給排水機能」を備えている。加えて、エコ機能として、お湯を使う時間帯や頻度を機械自身が学習し、自動で保温温度を調整する「スーパー節電機能」まで搭載。夏場の運転オフ設定も可能で、無駄な保温による放熱ロスを防ぎ、環境にも配慮。暗い場所でも見やすいようにバックライト液晶を採用した操作パネルは、機能や操作方法をわかりやすく文字でガイドする。




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