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【関西】UR都市機構/ムジ・ネット 関西のリノベーションプロジェクト 来年は首都圏でも実施する予定に

2013.12.23 16:57

 都市再生機構(UR都市機構)西日本支社と、ムジ・ネット(東京都豊島区)は、先年6月に関西圏で立ち上げた「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」について、関西圏で合計5団地・7プラン拡大展開することを発表した。また、首都圏での第一号の実施も決定した。
 今回の拡大に合わせ、住人が自らの暮らしを自分らしく編集するアイテム「MUJI×URリノベーションパーツ」を、無印良品の店舗にて、来春より販売するとしている。
 団地が持つ、古きよき歴史を生かしつつ、これからも多くの人々に長く居心地よく住んでもらえるよう「こわしすぎず、つくりすぎない」というコンセプトで取り組んでいるのが、このプロジェクトである。団地という住空間のすばらしさを改めて認識してもらうと同時に、日本の暮らしに新たなスタンダードを実現するとしている。プロジェクトは、日本の暮らしのスタンダードを追求してきたUR都市機構と、無印良品事業を展開する良品計画(東京都豊島区)の住空間事業を担い、愛着を持って長く使える「暮らしの器」として家を提供するムジ・ネットが提携し、現代の多様化した日本の暮らしに新たなリノベーションのスタンダードを発信すべく、昨年同プロジェクトが立ち上がった。新たなプランは千里青山台団地(大阪府吹田市)、東豊中第2団地(大阪府豊中市)で行われる。また、首都圏発のプロジェクトとして、高島平(東京都板橋区)、品川八潮パークタウン潮路南(東京都品川区)、国立富士見台(東京都国立市)で来年実施するとしている。




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